2018年のわが家のおせちは、京料理 道楽の「明の春」と、DEAN & DELUCAとOisixのコラボ企画おせち「オードブル重」を購入しました。
双方とも期待以上の味で、これは自信を持っておすすめ出来ます♪
道楽の「明の春」は、10年以上のロングセラーで、夫婦ふたりの家庭にピッタリのサイズ。
お値はとても庶民的で、京都の老舗料亭のおせちがこの価格っていうのもびっくりです。
京料理 道楽「明の春」
14代目当主 飯田知史監修による和風おせち4.7寸三段樹
定価10,000円(税抜)
目次
創業380年 京料理 道楽ってどんなお店?
京料理 道楽は、創業380年の由緒ある老舗料亭で、寛永年間、石田三成の軍師・島左近の邸宅跡に茶店を開いたのが始まりとされ、京都市より歴史的意匠建造物に指定されています。
京都の食材を中心に昔ながらの伝統を守りつつ、時代の流れに寄り添った趣のあるお調理はとても味わい深く、青竹の中に魚・野菜をいれ焼く名物の「竹知久也喜(竹焼き)」は、ほのかに竹の香りがする逸品。
京料理コース
虚空10,000円 松韻15,000円 清泉20,000円
枯淡膳
6,000円
〒605-0908
京都府京都市東山区正面町 正面通本町西入正面町304
京料理 道楽「明の春」の解凍方法とお品書き
では、早速おせちについて詳しくレポします。
「明の春」は冷凍おせちなので、解凍を失敗すると水っぽくなり、ドリップや旨味が全て流れ出て最悪の味になります。
せっかく美味しいおせちを買ってもこれでは台無しですよね。
なので、失敗しない解凍方法をご紹介します。・・・と言っても、マニュアルどおりなんですが。^^;
冷凍おせちのおいしい解凍方法
まず、おせちが到着したら箱から出し、風呂敷を外して冷凍庫に入れます。
解凍は冷蔵庫(5~10℃)で約24時間ですが、さらに室温程度(約20℃)の場所に1~2時間程度置くとより一層おいしくなるので、食べる25~26時間前に冷凍庫から冷蔵庫へ移します。
「到着したら即冷凍」が失敗しないコツ
最も失敗しやすいのが、おせちが到着してすぐ冷凍庫へ入れられず、溶けはじめてしまう事です。
私は数年前はじめて冷凍おせちを購入し、レビュー用に冷凍した状態の写真を撮っている間に溶けだし、慌てて冷凍庫に入れましたが時すでに遅し。
何を食べても水っぽくて本来の味が分からず、結局レビューを断念しました。_| ̄|○
インスタグラムやFacebookなどにアップする写真を撮る方もおられると思いますが、くれぐれも冷凍おせちを撮る時は時間との勝負!さむ~い部屋でササッと撮って冷凍庫へGO!
あと、おせちが到着する前に冷凍庫のスペースを確保しておくのも大切。
万一留守にする時は、必ずご家族に冷凍庫へ入れてくれるよう頼むか、運送会社から配送メールが届いていれば、受け取り可能な時刻を連絡しておくと良いです。
冷凍状態をちょっと拝見♪
紅白の風呂敷を外すと、わりとしっかりした白木のお重が出てきました。
紅白の房紐がお正月らしさを演出しています。
まだ31日なのに気分はもうお正月♪(はやく食べた~い)
ほんのちょっとだけ、中身を拝見。(*^^*)
みごとに凍っています。
いつもは6.5寸のおせちを買っていたので、蓋を開けると「やっぱり4.7寸って小さなぁ・・・」って感じがします。
お重は一つひとつしっかりラップされているので、冷蔵庫に重ねて入れなくても大丈夫そうです。
こちらがお品書き。達筆ですね。
ルビが振ってないとないと多分読めない。^^;
道楽「明の春」ゴチになります!
■一の重
紅白蒲鉾/胡桃松魚/叩き牛蒡/鰤照焼/濱塩海老/菜の花/焼目湯葉巻/田作/黒豆/芋金団(渋皮栗2個)
■二の重
朧月冠/伊達巻/東寺巻/炙り〆鯖/鮭子紅白膾/煮鮑/梅麩/竹の子/若布/鰤の子/蟹糝薯
■三の重
鰊昆布巻/豚牛蒡/椎茸旨煮/瓢箪高野豆腐/あじろ蒟蒻/海老南蛮/絹莢/蛸柔煮/鶏照焼/合鴨味噌漬/数の子/福手綱/小川巻
明けて平成30年元日。
冷蔵庫でじっくり24時間かけて解凍し、さらに2時間経過したのがこちら。
今年は上手に解凍できました。
伊勢海老ドーーン!っていうような豪華さは無いけど、一つひとつのお料理が上品に盛り付けられとてもおいしそう♪
壱の重は、田作り、黒豆、叩き牛蒡などの縁起物とぶりの照焼が入った正統派おせち。
田作りはとてもやわらかく苦味が少なくちゃんとお魚の味がして、今まで田作りってあんまり好きじゃなかったけど、これはすごく美味しかった♪
お酒の肴にもちょうと良く、いつもは最後まで残ってるのに、今年はペロッといっちゃいました。(*^^*)
黒豆や芋金団も甘さ控えめで、口の中にふんわりお豆やお芋の味が広がり、濱塩海老は身がふっくら。
叩き牛蒡は麹和えになっていて、とても斬新な味付けで、「叩き牛蒡ってどれ?」って、主人と2人で探したくらいイメージと違ったので、見つけた時はちょっとびっくり!
でもおいしかったぁ~♪(*^^*)
根菜があまり好きじゃない主人も結構気に入ったみたい。
弐の重は、炙り鯖や煮あわび、蟹新庄、ブリの子、イクラ紅白なますなど、海の食材をメインにしたお重。
炙り鯖は脂が乗って身が分厚く、煮鮑はふっくらやわらかく、ほんのり磯の香りが口に広がるおいしさ。
伊達巻は卵の風味がしっかり感じられ、だし巻きに近い感じなので、甘い伊達巻が嫌いな方でもおいしく召し上がれそうです。
このピンクとクリーム色の練り物は、明太子とたらこのコラボ。
弐の重は、たらこ、明太子、鶏卵、イクラ、ぶりの子と卵づくし。
卵系が好きな私にはとても魅力的なお重ですが、ぶりの子がちょっと塩辛いのが残念でした。
参の重は、合鴨味噌漬け、鶏照焼き、豚牛蒡などのお肉のお料理と、ニシン昆布巻、小川巻など料理人の腕が試されるお料理が入っています。
おせちのお肉って、パサパサだったり脂が口の中に纏わりつくようなイヤな感じがする時がありますが、合鴨味噌漬けと鶏照焼きはお肉がふっくらとやわらかく、程よく脂が乗ったとても上品な味でした。
豚牛蒡は、味付けはイイけどちょっとお肉が硬いかな?
お重の左上にある瓢箪型の高野豆腐は、「明けの春」には欠かせない一品で、道楽は豊国神社の参道本通りにあり、太閤さんの由来から千成ひょうたんの暖簾がかかっていて、いわば、瓢箪は道楽のシンボルなんですね。
京料理 道楽「明の春」三段重のまとめ
「明の春」は、お重が4.7寸なのでちょっと少ないかなぁって最初思いましたが、今年は別にオードブルも購入していたので、これくらいで丁度良かったです。
おせち料理の中には、時々1つしか入っていないお料理がありますが、京料理 道楽「明の春」は、お料理が全て2つ~3つづつ入っているので、どちらかが食べられないという事がなく、ふたりで食べるのにちょうど良いつくりになっています。
どのお料理もとてもおいしく、今まで食べたおせちの中で1番おいしくいただきました。
さすが京都の老舗料亭だけの事はあります。
最近のおせちはお子様も一緒に食べられるよう、和洋折衷が人気ですが、「明の春」のお肉はどれも日本料理の味付けなので、他のお料理と調和がとれ、お肉と野菜のバランスも丁度よい感じに盛られています。
まさに「大人のおせち」
主人も、久しぶりにまともな日本料理を食べたと、とても満足していました。
今度はお店で食べてみたいです。
京料理 道楽のおせち通販情報
今回我が家で購入した「明の春」は、グルメ通販の「旨いもの探検隊」から購入しましたが、2019年のおせち通販はまだ始まっていないようです。
現在購入できるのは、イオンのカタログ通販「SAQWA(サクワ)」で、9月28日までなら早割り10%OFFで購入できます。
また、「明の春」は販売していませんが、おせち通販の「匠本舗」でも道楽のおせちが購入できます。
こちらは生おせちなので解凍の手間がいらず、早割りも実施しているのでご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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